Operaたん受難
昨日、私のメインブラウザであるOperaたんが、また調子を崩した。
よりによって、gooogleやwikipediaなど、けっこう使うサイトが開けなくなったのだ。
他のブラウザでは普通に開く。
となると、明らかにOperaたんの不調である。
cookieを削除したり、再起動かけたり、プロキシ使ったりといろいろ試してみるが、なにをしてもダメ。
古いバージョンを使っていたのが原因かと、Operaのサイトから最新版をダウンロードする。
そしてインストールし直して起ち上げてみると、見たこともないデザインのブラウザが出てきた。
びっくりして確かめる。
Operaであることは間違いない。
が、バージョンが違っていた。
ver.17をダウンロードしたつもりが、ver.20だったのだ。
待て待て。
ver.17が出たのが去年の夏だぞ。
どれだけ更新が早いのだ。
調べてみると、なんとver.20は、昨日発表されたばかりのバージョンだった。
私は、そんなこととはつゆ知らず、その発表されたばかりの最新版をダウンロードしていたのだ。
なんという奇遇。
これぞ運命というべきか。
しかしさすが発表されたばかりの最新版である。
使い方がさっぱり分からない。
ネットで調べようにも、なにしろ発表されたばかりであるから、情報が全然ない。
首を捻りながら設定し、googleを開いてみる。
開かない。
……。
なんなんだ。
てめえ、この野郎、ふざけんなよ。
悪態を吐きながら、もう一度調べ直す。
すると、とあるサイトで、「ローカルエリア接続」にある「TCP/IP v6」が邪魔をしている場合があるのでそれを外せばよい、という記事を発見。
恐る恐る指示の通りにやってみる。
と、当たり前に繋がった。
googleもwikipediaも、なにごともなかったかのように出てくる。
嬉しいが、ちょっと納得いかない。
これだけ手間ひまをかけたんだから、開くときに、「へへ、お手数おかけしてすいやせん」ぐらいの申し訳ない感じがあってもいいのではないか。
それに「TCP/IP」が原因なら、Operaは関係ないではないか。
なんなんだ。
知らずにver.20にアップデートしてしまった俺の手間を返せ。
憤慨したが、なにはともあれ、Operaたんが原因でなくてよかったと胸を撫で下ろした。
とりあえずせっかく入れたんだし、ver.20をつかってみようかと思う、ミーハーな私である。(それはミーハーというのか?)